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割引発見 女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B 和書

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割引発見 女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B 和書

女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B_画像1 女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B_画像2 女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B_不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款 閉じる

不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款

女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B_「懸其所仕之車置諸廟」漢詩文の落款 閉じる

「懸其所仕之車置諸廟」漢詩文の落款

女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B_仙台藩医・木村寿禎の落款 閉じる

仙台藩医・木村寿禎の落款

女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B_断層画像写真 閉じる

断層画像写真

女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B_女三の宮の降嫁、復元模型 閉じる

女三の宮の降嫁、復元模型

女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B_左が冷泉天皇、右が源氏の君の模型 閉じる

左が冷泉天皇、右が源氏の君の模型

女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2000円札の絵柄)茶道・茶道具9B_2千円札の裏面/左が冷泉天皇,右が源氏の君 閉じる

2千円札の裏面/左が冷泉天皇,右が源氏の君

京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

自筆「源氏物語」の「鈴虫(すずむし)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。支那墨蹟大成 第五〜第12巻。
「鈴虫(すずむし)」の巻は、アメリカでは1個所、国立民族学博物館の貴重書として所蔵されております。幕府領甲府代官所竹日向村古文書●明治5年頃 教諭談抜書 善立寺物 長原大乗 46丁 山梨郡竹日向村 現在の甲府市 240603 古文書。
日本でも「国立民族学博物館所蔵『源氏物語』鈴虫として画像(カラー写真)が出版されており、出品原本と照合することができます。島津松雲『夢中寝言 附真理近道 全』明治23年北村善兵衛刊(京都)明治時代和本 人生論 教訓書。

自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。写本 講師雲華院 桂立演説六席 天保6年 仏教 江戸時代 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古本古文書 NR。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。杲宝『玉印鈔』(全5冊揃)承応元年刊 江戸時代和本 南北朝時代の真言宗書 仏教書 仏書。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。0031717 康熙字典 全41冊揃 風月荘左衛門他・板 安永9年 箱付。現在の今上天皇と系譜がつながっている。b■* 複製本 北越雪譜 野島出版 昭和44年発行 著:鈴木牧之 監修:宮栄二・井上慶隆 /b1。

 関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。★輸送用外箱付き 帙付き 和綴本 大型本 『 景岳橋本左内遺墨帖 』 景岳会/編 史籍出版。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。『新板増補 身延鑑』(全3冊揃)宝暦12年 身延山蔵版 江戸時代和本 日蓮宗重要資料 仏教書 仏書。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。f240502009〇彩色木版画 広重 富士三十六景 雑司かや不二見茶や 東京都豊島区雑司が谷 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。歌川国政(梅堂小国政)『歴史叢画』明治25年 牧金之助刊 彩色木版画譜 明治時代和本 歴史画 浮世絵 錦絵。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。『松浦星洲印譜集 多自刻』江戸後期〜明治時代頃 落款篆刻 原鈐印譜100顆以上。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。坪内逍遥『熱海ペーヂェント』大正14年 博文館刊 初版本 坪内逍遥直筆献呈署名入(「呈 駒田君 著者」)三重県・駒田家旧蔵書。(資料の記録は下記に掲示)

 出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。絵本直指○ 一・ニの巻。
 自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。【古書】整体法の基礎 野口晴哉 全生社。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。■■黄海々戦ニ於ケル松島艦内ノ状況 木村浩吉 明治発禁本 日清戦争■■。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。弘法大師・灌頂記/明治39年/日本の書聖として慕われる空海の傑作・気構えのない倉卒の魅力を持つ/明治36年国宝指定・高雄神護寺所蔵。また、各巻ごとの書かれた年については不明。岳飛撰『岳忠武王集 全』文久3年 和泉屋金右衛門刊 江戸時代和本 中国南宋の武将・岳飛の漢文集 漢籍唐本和刻本。従って、応永五年とは、書き始めの年である。為誰菴由誓(豊島由誓)閲 栢隠新甫(海老原新甫)撰 米佛苣麿校『俳諧五元一覧』安政5年跋刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。古文書 「名家文集(全)」 中国 明遺民 張非文傳 安積覚 三宅□明ほか 歴史資料 水戸藩 江戸時代 醒狂陳人編「詞林摘英巻之六」。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。岐阜県図 全9舗(仮題) 製作者等不明。


 大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。本多芳雄編『明治新刻商法往来』明治12年 荒川藤兵衛刊 明治時代和本 往来物。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。長谷川伸旧蔵書 兵林館編 大竹政直画『忠勇録 全』明治28年 柴田源三郎刊 浮世絵師/陸軍参謀本部地図課の大竹政直挿絵。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管  小笠原 古文書 書状。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。遠藤通(遠藤鶴洲)『救荒便覧前集』天保7年序 白鶴義斎蔵板 江戸時代和本 藤浪剛一および北里柴三郎子息/北里文太郎旧蔵書。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。噎反胃論 袋附 月向太田主計先生著。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。日本名蹟図誌第三編・加能宝鑑・上下2冊/渡辺市太郎/明治31年/加賀国総説・能美郡総説・石川郡総説・金沢市総説・河北郡総説・能登郡総説。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。高城與五郎編『万国小地理書』(全2巻揃・合本1冊)明治20年 翠嵐書屋蔵版 明治時代和本 銅版画挿絵入 明治中期の世界地理書。

 旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。m327◆裁断要事録◆写本◆江戸 寛政 関所改方 入鉄砲出女 手負 囚人 死骸 首 道中奉行 扶持 川越 街道 往来@和本/古文書/古書。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。田川鳳朗編『続砺浪山集 続有磯海集』(全2冊揃)天保11年後跋刊 江戸時代和本 俳諧書 連歌 俳句 俳書 富山県郷土資料 松尾芭蕉関連書。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。岡白駒(岡田白駒)輯『春秋左氏伝ケイ』(全10巻5冊揃)柳原喜兵衛刊 江戸時代和本明治刷。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。戸川浜雄旧蔵書 山崎美成編 菊池容斎画『名家略伝』(全4冊揃)天保13年英屋文蔵刊 木村蒹葭堂 伊藤若冲 皆川淇園ら 江戸時代和本。


 出品した「源氏物語」は鈴虫(鈴虫)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。イソップ原作 楠山正雄編 武井武雄画『イソップものがたり 幼年文庫』昭和24年 光文社刊。「鈴虫」の巻名は、八月十五日の夜、源氏の君と女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)が贈答した和歌「おほかたの下記をぼうしと知りにしをふりすてがたき鈴虫の声」による。横山山城守前田利長公覚書  寛永十八年九月十三日。夏、蓮の花の盛りの頃に女三のが持つ持仏の開眼供養が行われた。江戸和本 消息往来画抄(文久元年 酉年 初夏 1861年)十返舎一九著述 吉田屋文三郎 版。御帳台を仮の仏堂としては質素なものだった。先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 古絵図 宝永六巳 本源院殿 古文書。父・朱雀院(前朱雀天皇)や今上天皇からの心寄せもある。f240502030〇彩色木版画 広重 富士三十六景 甲斐御坂越 山梨県富士河口湖町 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。八月十五日の夜、源氏の君は女三の宮の御殿(三条宮)を訪れ、鈴虫の音を賞美しながら女三の宮の和歌に唱和し琴も弾いた。山中峯太郎『日本振天記 並進の巻』昭和11年 警醒社刊 函付初版本 日露戦争を題材とした歴史小説。そこへ蛍兵部卿や夕霧が訪れ管弦による演奏の宴になった。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原 文化十一甲成 八月 書状 古文書。おりから冷泉院(前冷泉天皇)のお召しがあり、一同は参上し詩歌管弦の宴に興じた。三楠遺規 東沢瀉 明治16年 楠木正成 天皇 陽明学儒教朱子学 尊皇攘夷明治維新 岩国藩山口県岩国市 検) 戦前明治大正古書和書古文書写本NZ。冷泉院(前冷泉天皇)は源氏の君の訪問を喜び迎えた。■『滑稽席上演説』痩々亭骨皮道人(西森武城)著。明治23年初版。東京京橋區銀座貳丁目・東京共隆社發行。ボール表紙本。汚本瑕疵有ります。。冷泉院(前冷泉天皇)が私人として源氏の君と親しく対面することこそが退位閑居の目的でもあったからだ。国寳 近衛和漢朗詠集 137/500 昭和48年11月1 発行 定価220000。


自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)

自筆上部の「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷ややかに)の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。美濃派以哉派 田中尊雅 白々亭写本 三冊 田中尊雅。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。溝口竹亭『新版改正俳諧をだまき大成』(全二巻二冊揃)安永10年版 田中庄兵衛刊 江戸時代和本 俳諧をだまき綱目 俳句 俳諧書 俳書。)

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

《「源氏物語」鈴虫(すずむし)の巻》
「鈴虫」の巻は英文で「The Bell Cricket」と表記されます。古文書 掛装「陸奥白川御城主鑑」肉筆 福島県白河市 歴代城主 太田行隆~松平基知 (資料 和本。
《原本上部に「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の
東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷ややかに)
という漢詩の落款が押捺。【旧家蔵出】永谷山 円通寺 幕末〜明治期? 「南無阿弥陀佛」 書 肉筆 印あり 兵庫県 丹波国 古美術 御油村 資料 珍品。鈴虫の原文に引用されている。■『白波五人男』神奈川縣平民・市川かめ翻刻。明治21年初刷。ボール表紙本。文事堂發兌。■御存知「歌舞伎十八番」の伊達男が勢揃い。。》

「額縁入自筆原本」

(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。天狗党 下諏訪戦争 戦況報告書簡 元治元年 1通 絵図共 計2点。)

「自筆原本」

自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。軍事・日満露会話/陸軍大尉権藤正一/昭和17年/軍隊の教育及び勤務に必要なる用語を収集し以て日満支露四国軍人の相互の便宜を図らんとす。

自筆上部の「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷やかに)という漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。『雄躍すべき大正乙卯の米界』藤井商店米穀部編纂 大正四年(1915) 第一次世界大戦 米騒動 藤井忠兵衛商店【24-0412-8】。

《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。6 古文書 模写 写し 写本 千葉県令 申上書 市町村 沿革 明治維新 肉筆 浪岡村 滑川村 中郷村。》

自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)


自筆が「古切」とされたのは江戸時代。f240502035〇彩色木版画 広重 富士三十六景 上総鹿埜山 千葉県君津市 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。江戸時代中期 古書 和書 新刀銘盡(あらみめいずくし)諸国新刃 目利乃書 4冊揃 巻一 巻四 巻五 巻六 神田白龍子 著 TYF506。


《「源氏物語」鈴虫(すずむし)の巻》
《原本上部に「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に
煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷やかに)「白氏文集」の漢詩の落款が押捺・鈴虫の原文に引用されている。c◆6* 江戸期 和本 書傅輯録纂註 書傳集録纂註 巻一~巻六 5冊 文化11年 書傳 書伝 唐本 中国 古書 古文書 / K40上。》

《これかれ上達部なとも》・・・・まいり給へり。☆2896和本明治13年(1880)序合巻「霜夜鐘十時辻筮」2編上中下3冊/大蘇芳年/武田交来/絵入古書古文書/木版摺り/浮世絵。むしの音のさためをし給ふ。いてう本 偐紫田舎源氏 全4冊 柳亭種彦 三教書院 国貞木版口絵。
御ことゝもの聲々かきあはせて、おもしろきほとに、
「月見る宵の、いつとても、物あはれならぬ折はなき中に、
今宵のあらたなる月の色には、げに、なほ、我世のほかまでこそ、
よろつ思ひなかさるれ。【金富士】値下げ中 貴重資料『宋瓷名品図録』南宋官窯 解説冊子付 大型本 学習研究社 箱入 検/学研中国古書陶磁古書和書。故權大納言、何のをりをにも、なきにつけて、
いとゝ偲はるゝこと多く、おほやけ・わたくし、物の折ふしの匂うせたる
心地こそすれ。林羅山(林道春)『神社考詳節』正保4年 安田十兵衛開板(京都寺町誓願寺前)江戸時代和本 伊勢神宮 神道資料。花・鳥の、色にも音にも、思ひわきまへ、いふかひある方の、
いと、うるさかりし物を」なとの給ひいでゝ、身つからも、
かきあはせ・・・《給ふ御こと(琴)のねにも、》


(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。★H539和本幕末期武士の記録「雑記」1冊/西洋の兵法/火薬の調合/大砲/鉄砲/英語/西洋科学/古書古文書/手書き/美濃◯藩。



(2)・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。f240502031〇彩色木版画 広重 富士三十六景 甲斐大月の原 山梨県大月市 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。


《「源氏物語」鈴虫の巻》
《「鈴虫の巻」国立民族学博物館に1部現存の原本と同じ「鈴虫」の貴重書
《夏、女三の宮(朱雀天皇の皇女)三条院(三条殿)の邸で持仏開眼供養を盛大に開催》

《女三の宮(朱雀天皇の皇女)の持仏開眼供養に今上天皇からの御布施を下賜》

《女三の宮(朱雀天皇の皇女)と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴》

《今夜は、宮中で主上(今上天皇)の御前の月の宴が催されるはずだったのが、おとりやめになって物足りなく思っていたところへ、
六条院に人々が参上していらっしゃると聞き伝えて、あれこれの上達部(かんだちめ)方が》・・・・
参上なさった。※状態が非常に悪い 朝陽閣字鑑 30巻 15冊 古籀篇 1冊 16冊セット 明治35年発行 【d80-238】。皆で前栽(せんざい)の虫の音の優劣を評定なさる。f23080405〇地学事始 上中下 3巻揃い 松山棟庵訳述、慶應義塾出版局 木版色刷地図 各国旗入 明治3年〇和本古書古文書。
 とりどりのお琴の合奏が行われて興の盛りあがってきた時分に、院(源氏の君)は、
(源氏の君)「月のある夜は、いつといって感慨のもよおされぬ折はないが、
とりわけ今夜の新たな月の色には、いかにもこの世の外のことまであれこれと
思いめぐらさずにはいられぬものです。伝藤原行成・関戸本古今集・3冊/昭和10年/高野切と並び必須の古典で現代人気の高い名品の1つ・平安時代の高い品位と変化極まりない用筆の妙。権大納言(柏木)の、なんの折ごとにも、
今はなき人と思うにつけてもいよいよ懐かしく思い出されることが多く、
公事(おおやけごと)でも私事(わたくしごと)でもなんぞのおりふしのはなやぎが
失(う)せてしまったような心地がします。大和国大峯山略図 袋付き 発行:奈良県山中富次郎 明治22年8月 ☆修験道 山伏 修行の場 仏教 鳥瞰図 古地図 資料 S3yn。花の色につけ鳥の音(ね)につけ、
情趣をわきまえていて話相手になるという点では、並々ならぬ人だったのに」
などとお話し出しになって、院(源氏の君)は、ご自分の
お弾きになった・・・・《お琴の音にも、感に堪えず袖(そで)をお濡(ぬ)らしになった。伊藤左千夫自筆書簡及葉書 寒川鼠骨宛 明治三九年一月二日 左千夫の處女作『野菊の墓』が漱石から激賞された喜びを鼠骨に傳えた一通。》

備考・女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)は、柏木との子を出産した後、出家を決意するが源氏の君に三条院に仏堂を作ることで源氏の君の近くに住むことになる。☆E0147和本明治20~22年養蚕「蚕務問答」巻1~3の3冊揃い/佐々木長淳/絵入古書/活版/山内為寿旧蔵本。女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)は、御持仏(守本尊)の数々をお造りになってその開眼のご供養をされる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 書状 古文書。父朱雀院(前朱雀天皇)や今上天皇から盛大な贈物が贈られた。井上新七『当世茶之湯独漕』(2冊=巻二+巻四)江戸時代和本 茶道 茶の湯。

現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)

備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。レZ632イ★尺木堂綱鑑易知録 全92巻48冊 + 明鑑易知録 全15巻7冊 揃 和本/漢籍/唐本。




(2)・自筆の「英訳文」は次の通りです。江戸時代 貞亭二年 伊藤次郎兵衛刊行 慈海宋順 「聖無動尊大威怒王秘密陀羅尼経 金剛手菩薩説」お経 経本 古文書。


《The Bell Cricket(鈴虫)》
Then had come word that people were gathering at Rokujo.
There were judgments upon the relative merits of the insect songs.
"One is always moved by the full moon,"
said Genji, as instrument after instrument joined the concert,"
but somehow the moon this evening takes me to other worlds.
Now that Kashiwagi is no longer with us I find that everything
reminds me of him. Something of the joy,
the luster, has gone out of these occasions.
When we were talking of the moods of nature, the flowers and the birds,
he was the one who had interesting and sensitive things to say."
The sound of his own koto had brought him to tears.
He knew that the princess, inside her blinds,
would have heard his remarks about Kashiwagi.


英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)


(2)・自筆の「中国語訳」は次の通りです。青木永澄編『新刻仁風一覧 上巻』享保17年序刊 江戸時代和本 天災(享保の大飢饉)の寄附者一覧名簿 災害支援史。


《鈴虫》
便都来了。(2)珍品古書和本「単騎要略」全5冊揃 武具 鎧 甲冑 着用 方法ほか絵入 村井昌弘 江戸期 木版画 虫損あります。武士の必需品?。于是相与听虫声,定劣,又演奏琴筝。古書_ 寛政八丙辰初から昭和四十三年版+古文書のセット。
逸正之,源氏道:“有月之夜,不何,无不令人感慨。都名所画譜 明治27年発行 青木嵩山堂 上下2冊 応挙・景文・呉春・楳嶺他63図。
就中今宵清光皎的月色,尤其使人神往世外,百感交集。『外務省蔵版 日本独逸條約書 全』明治2年刊 明治時代和本 日本-ドイツ外交史料。
柏木大言不幸身亡,教人逢会,念不置。『読切講釈伊賀越乗掛合羽』安永6年鱗形屋孫兵衛他刊 江戸時代和本 浄瑠璃正本(丸本)七行本。
少了此人,似公私万事都失却了光彩。軍事的に見た欧州情勢 昭15 日本外交協會秘密文書 ガリ版 旧日本軍 大日本帝國海軍太平洋戦争空軍海軍航空隊軍艦兵法戦自衛隊戦前NY。
此人最能理解花容之情趣,
真是一个有的伴,可惜……”


中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)




「鈴虫の巻」原本の末尾(原本番号16-A)の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印

中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」鈴虫の巻の末尾(原本番号16-A)の押印。紀成常喜著『平安遷都紀念祭第四回勧業大博覧会 聯合計画予定大略』明治26年石黒劔次郎刊(京都市)。
左端の2つの印が仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。国民いろは字引 全◆加藤侔之、浜本明昇堂、明治23年/c990。冬姫は内大臣・通誠の養女。1930年代中国 看板 幌子 招牌 検索:図譜 藝姐 廣告牌 支那 茶館 戯院 酒楼 青楼 武館 当舗 銭荘 書館 租界 銀号 煙館 書局 薬舗 老照片賭館。
冬姫は通称。☆E0013和本江戸文政13年(1830)序和歌女流文学「気布梨の数恵」全1冊/香習院阿実尼(多田千枝子)/古書古文書/木版摺り。正式な名は伊達貞子。坂下門外の変 関係文書 犬養毅 鳩山一郎 古文書【24-0219-1】。左端の写真は「鈴虫の巻」末尾の拡大写真。【和本】韻鏡 韻鏡索隠 中国 音韻学関連 和本 3冊セット 寛文3年 長尾平兵衛  和本 唐本 太田子規 古文書 江戸時代 版本 中国 1はy。
左上は、「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷ややかに)の印。前橋藩藩士屋敷割図。左下は仙台藩の家紋印
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。中村正蔵『日本外史新論』(全2冊揃)明治16年 成美書堂(岐阜)明治時代和本 頼山陽。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。経典【仁王経開題 附仁王経陀羅尼】高野山根本大塔完成局 真言宗 経文 (管理74425016)。)


自筆の疎明資料等は、下記の通りです。[R0419-020] 増補名物錦繍類纂 着物 デザイン 図集 明石染人 狩野秀峯 平安堂 京都。



(Ⅰ)・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料 別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」(平凡社・刊)78頁。川越藩(前橋藩)前橋御陣屋絵図。筆者は近衛関白政家公。【希少/除籍本】日本医籍録 大正14年発行 土屋義衛/本田六介 医師/医者/名簿/リスト/日本/朝鮮/台湾/満州【ta02g】。中央の写真は、応永五年(1398)の年号。佐藤鶴城(佐藤民之助)『とし玉』河内屋喜兵衛他刊 水戸藩に仕えた和方の医師 江戸時代和本 医学書 医書 東洋医学 健康法 長寿法。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)。『頭書絵入 小野篁歌字尽』森屋治兵衛刊 江戸時代和本 往来物。左の写真は、桐壺の巻の奥付。(11)珍品古書和本「万葉集類句 一~五」計5冊、長歌部? 寛政十一年発行? 山上憶良、大伴家持、山辺赤人・・・(11)。左大臣から関白に昇進した近衛基熙(もとひろ)公の花押。さなえ956 江戸期 越前松平藩主 松平春嶽公直筆 御添削文 碧水拝 漢詩11首 本物保証 古文書 越前府中旧家蔵うぶ出し。上下2段の花押のうち、上の印は。川尻宝岑序 一糸画『寛政秘録夢物語』明治18年 村杉吉作刊/永昌堂発兌 明治時代和本 浮世絵 錦絵。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款(印譜)


「2000円札に描かれた国宝『源氏物語』鈴虫」・「額縁裏面表記ラベル」
「近衛基熙の肖像」


1番上の写真は、2000円札に描かれた国宝「源氏物語」鈴虫
2000年に発行された二千円札の裏には、この国宝「源氏物語絵巻・鈴虫」の第一段
の詞書と、第二段の絵が印刷されています。尾張志・8冊/尾張藩最初の藩撰地誌・張州府志をもとに国号・御城・郭内外市井・産物・神社・城跡・川橋・人物・寺院・古跡などを収録。左が冷泉院(前冷泉天皇)右は源氏の君
2番目の写真は、2000円札に描かれた国宝「源氏物語」鈴虫(拡大)
3番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。和本 虞列伊氏解剖訓蒙図2冊揃 医学書 送料無料。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
4番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図

「源氏物語」「鈴虫の巻」絵図、茶室関係資料

下記写真1段目右の写真は、国立民族学博物館所蔵「源氏物語」のうち「鈴虫の巻」(日本版)の表紙

1段目の左の2枚の写真は「鈴虫の巻」原本の1(上段)、及び原本の2(下段)・国立民族学博物館所蔵



上から2段目の写真は、「淡交」別冊(愛蔵版・№71 『源氏物語』特集)

上から3段目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例


「自筆の画像断層(MRI)写真」


(出品した自筆の「断層画像写真」(鈴虫の巻)MRI 38―9B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款





大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵(断簡)を出品
商品説明(来歴)大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。太平記新釈  石田吉貞 著  大同館書店 大正15年 裸本。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。高岡辰子(高岡智照)著 小村雪岱装丁『照葉懴悔』昭和3年 騒人社書局刊 函付初版本 新橋芸妓/舞妓の随筆集 花街 花柳界 遊郭。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。岡本監輔(岡本韋庵)著 三宅憲章校『万国通典』(全6冊揃)明治17年 集義館蔵版 明治時代和本 阿波国(徳島県)生の北海道・樺太探検家。

漢詩文原本自筆上部に「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷やかに)の漢詩の落款が押捺されている。丹頂齋一聲撰點印入俳諧巻 文化文政頃刋寫。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。茶之湯故實奥儀鈔巻四・茶之湯故實奥儀鈔巻五・2冊/元禄十一年/和本・貴重茶道史料。柏木は「渚宮(しょきゆう)」におり、「煙波(えんぱ)は冷やや」な地にいる。【昭和49年覆刻・限定500セット「古文書時代鑑(上)」】東京大学史料編纂所編/定価20万円/。つまり柏木は決して良い環境にいるわけではないという源氏の君の心境をあらわしている。★Z60和本明治27年(1894)古地図「新潟県中頸城郡根越村大字曽根田地図」1冊(21図)/上越市/古書古文書/手書き。源氏物語「鈴虫」原本に記されております。浅田一鳥・豊竹応律他作『前九年奥州合戦』宝暦7年 鱗形屋孫兵衛・八文字屋八左衛門刊 江戸時代和本 浄瑠璃本。紫式部が「鈴虫」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「鈴虫の巻」を書いていることがわかります。矢橋赤山・矢橋赤水著 大野鉄之助編『赤山遺稿・赤水遺稿』(全2冊揃)昭和10年 矢橋龍吉刊(岐阜県不破郡)岐阜県・美濃赤坂郷土史料。

漢詩の落款の意味原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。古文書 希少『大臣関白状』『二条政関白』室町時代 二条正嗣 肉筆 公卿 関白 太政大臣 祭り事 皇室 神事時代物唐本唐物政事古書古筆古美術。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。平城明徳序『元明花鳥画典』(全2冊揃)1883年 青木嵩山堂刊 明治時代和本 木版画 元明華鳥画典 中国絵画 中国美術 中国古画。 特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。【明治32年 富岡永洗木版『新婚旅行の図』付き 旅行案内 日用百科全書 第14編 大橋又太郎 編 博文館 検】芸術美術古写真古書歴史資料骨董。 「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会(ばんさんかい)」とも言われます。賀茂季鷹著 源躬弦跋『正誤假名遣』天明8年跋 上総屋利兵衛版 江戸時代和本 歌人・国学者による仮名遣い一覧書。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。f24020805〇文の文庫 書淫欄主人序編 艶書 艶本 江戸末期〇和本古書古文書。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)することです。C1/桃垣葉 上下 和綴本。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。軍事資料 兵営図 絵図★「歩兵第三十連隊略図」明治34年11月発行 所在地 新津 - 村松 - 高田。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。入手困難 極美 古銭『小林会長古稀祝寿泉譜』日本貨幣協会 昭和37年 拓本 寛永通宝 元文稲荷小判金 古札 神聖ローマ帝国古銀貨 大福二神。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。■『浮世オン・パレード』酒井潔著・兼編集装丁担当。談奇群書。昭和6年初版。竹醉書房刊。■比較的稀本の範疇。。 落款の「讃」の元になるその原文の個所には、
「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷やかに)の漢詩文の落款が押捺されている。『複製本 山陽筆 象墜記 原本:高松宮家蔵品 絹本 別冊付き 審美書院  年代不明    頼翁 真蹟 象墜帖 戦前。この意味は、柏木は決して良い環境にいるわけではないという源氏の君の心境をあらわしている。【和本】三刻 春秋左氏傳校本 全30巻・15冊 著者: 尾張秦鼎校本・他 明治4年 出版社:山内屋五郎助・他★ko2.01。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。東京名所 巻一・巻三 寫本 江戸名所圖會抜萃。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために漢詩の「白氏文集」披露したものです。摂大乗論講読 上田義文 昭和56年 浄土真宗 仏教 検)親鸞本願寺仏陀空海浄土宗浄土真宗真言宗 戦前明治大正古書和書古本 NF。茶会の際に落款に記された由来と内容を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。最短即日発送 激レア 初版 1902年 小泉八雲 ラフカディオ・ハーン『骨董』 KOTTO 洋書 古書 GENJIRO YETO アンティーク 現品限り 英語版。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。和装本 講孟剳記 全3冊 吉田松陰 松下村塾蔵版。


自筆の希少価値について自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。中外新聞 外篇 巻1~巻23(終巻)完揃 柳河春三。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。小堀遠州自筆書状幅 永井尚政宛。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。▼ 【計5冊揃 定本墨場必携集成 全巻セット 雄山閣 北川博邦 昭和62】182-02403。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。弓道・弓術巻物・日置流雪荷派・方道起請巻・射形目録・八十五箇条・長さ約3m50cm。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。曲斎注『七部婆心録』(全6冊揃)万延元年跋 山城屋佐兵衛他刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。稀少 1850年 嘉永3年 堀川唄 真實録 木版画 浮世絵 山姥 鬼婆 鬼女 妖怪 化物 怪奇 大鷹 侍 刀 着物 和本 草双紙 古書 古文書 約100ページ。撮影後、展示のために再表装をしております。近江彦根藩領出流原村古文書●嘉永6年 御巡見ニ付御用向御窺之覚と人足数 8丁 藩主井伊直弼⑩ 下野国安蘇郡 現在の佐野市 231015。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。写図『応永二十四年難波七浦図 全』宝暦5年写 応永24年に描かれた大坂近辺の港湾図 江戸時代古地図 和本。

断層(MRI)写真従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。生花古流百記 上下/ 和服裁縫全集 /  相馬日記  かなり古いもの全て 古書セット アンティーク。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。泉花堂三蝶『諸鳥飼伝百千鳥』寛政11年序 飼い鳥の餌の製法や病気治療法など鳥の飼育全般を解説した博物学書 江戸時代和本明治刷。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。松井輝星(松井羅洲)『它山石初編』(全四巻四冊揃)弘化2年 銭屋惣四郎他刊 江戸時代和本 易学者による随筆集。

寸法「源氏物語」自筆の大きさ タテ21.8センチ ヨコ12.8センチ。西天東土/神月徹宗/非売品/大正12年/支那に入り上代の禅跡を訪ひ次で印度に遊び遂に仏世の聖風を慕ふ。額縁の大きさは タテ37.0センチ ヨコ28.0センチです。観て来た満鮮/東京市立小石川工業学校長・杉山佐七先生/非売品/昭和10年/國民の多數が満洲國の賞状を正視し理解し認識しなければな ぬ。額縁は新品です。『曽我物語』(全12巻12冊揃)貞享4年 松會新板 江戸時代和本 絵入本 鎌倉時代の軍記物語 曾我物語。

「源氏物語」の自筆について1・筆跡の分析について
 国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。『改正諸罰則一覧 法制局蔵版』明治12年博文本社 明治時代和本 郵便・鉄道・裁判所呼出・証券・狩猟などに関する罪状と罰則(罰金)一覧書。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。完品 関野準一郎 木版画4枚入『絵入小説 天目山荘』限定160部 昭和30年 私家版。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。広瀬旭荘『梅詩鈔 初・ニ・三編』(9冊)嘉永元年河内屋茂兵衛他刊 漢詩集 江戸時代和本。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。北満風土雑記/三上次男/昭和13年/歴史考古民族等諸學の研究者に歡迎されることは勿諭一般讀者も北満跋?の雄圖が勃として胸裡に湧起する。

2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。影宋本 備急千金要方(千金方)孫思邈 医学書(複製)和綴じ本(和本)35冊揃 昭和49年 限定500部 タトウ箱 毎日新聞社 専門書 s22042403。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 小笠掛之書 古文書。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管  毛利  古文書   書状。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。浜野知三郎編『海保漁村先生年譜 附論語駁異』昭和13年刊 太田錦城に師事した幕末の考証学派の儒学者/漢学者 漢文集。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。平戸松浦家編『梅沢荘賀寿詞集』昭和8年刊 献呈箋付(伯爵松浦厚)漢詩集 和本 和装活字本。

3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。絵図 (城郭図) 島根県 石見國 浜田城 濱田城 (レターパックライト発送)。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。頼山陽選『古文典刑』(全3冊揃)河内屋茂兵衛他版 江戸時代和本 岡山県師範学校旧蔵書。

4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。渡辺玄対『南画山水画式』(全2冊揃)大正7年松山堂蔵版 江戸時代中期の山水画家が中国絵画(中国古画)を臨写した木版画譜 中国美術 和本。母は後水尾天皇皇女女二宮。フリードリヒ・フォン・シラー原著 葦田束雄『字血句涙 回天之弦声』(全2冊揃)明治20年鎗田政治郎刊 明治時代和本 ドイツ文学翻案書。実母は近衛家女房(瑤林院)。f240502032〇彩色木版画 広重 富士三十六景 甲斐犬目峠 山梨県上野原市 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。幼名は多治丸。送料無料!? 戦前 主婦之友6月号付録 島田啓三 新案カハリ絵 コロコロ探検隊 昭和24年あたり 当時物 昭和レトロ。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。ジャングルブック 菊地寬編。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管  書状 古文書。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。菅茶山『黄葉夕陽村舎詩 前編』(全八巻附録二巻五冊揃)弘化4年 河内屋喜兵衛他刊 江戸時代和本 漢詩集。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管  毛利  古文書  書状。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。明治の頃 各種台帳の大山(^00XE19C。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている

HP近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。卜部氏訳『通辯独学並五大洲地名箋』明治6年 宝玉堂蔵・河内屋真七他刊 明治時代和本 明治初期の外国地名書 地理書 地誌。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。★★蒔絵箱入り 小倉百人一首 百人の和歌 飛鳥時代~鎌倉時代の歌人★★。

ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。けいせい恋飛脚 傾城恋飛脚 安永2年 菅専助・若竹笛躬 浄瑠璃歌舞伎 近松門左衛門 江戸時代 検) 古書和書古本和本古文書写本 NT。


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